なんとなくニュースで耳にしたことがある『有効求人倍率』という数値。
『経済状況』が悪化するとよくマスコミも報道しますよね。
特に有名なのが『リーマンショック』の際に、就活氷河期と言われた時期には良く耳にしました。
この『有効求人倍率』というものは一体どのような指標なのでしょうか?
■『有効求人倍率』は景気によって左右される
有効求人倍率は『経済指標』のひとつ。
求職者1人あたり、何件の『求人』があるかを指すものになります。
例えば、日本の求職者数が100人だとして、求人が100枚あれば、
有効求人倍率は『1.0』となります。
一方、日本の求職者数が100人だとして、求人が50枚あれば、
有効求人倍率は『0.5』となります。
有効求人倍率が『0.5』という状況は、求人50枚を、100人で取り合うわけです。
椅子取りゲームのような状況が生まれ、仕事が見つからない人も発生されやすいというわけですね。
この『有効求人倍率』は、
景気などと一致して動くので『景気動向指数の一致指数』となっており、
『雇用動向』を示す重要な指標の1つになります。
さてこの『有効求人倍率』ですが、
2020年は『新型コロナウイルス』の影響により、経済そして企業の業績すらも崩れようとしています。
『新型コロナウイルス』の影響で『有効求人倍率』が、どのような変動をするのでしょうか?
■『新型コロナウイルス』と有効求人倍率
現在の『新型コロナウイルス』で、実際の『有効求人倍率』はどうなったのか?
最新版の『全国の有効求人倍率』を見てみましょう!

(https://ten-navi.com/hacks/)画像参照
グラフから分かる通り、『新型コロナウイルス前』の有効求人倍率は『1.62』が最高値で、
そこから『新型ウイルス後』の4月では『1.32』となっております!
2009年から日本はアベノミクスによる『経済成長』により、
『有効求人倍率』を伸ばしていましたが、『2019年』あたりを境に、経済の反転期を迎えていますね。
しかし、注目すべきなのは、
リーマンショックによる『不景気』と比べて、有効求人倍率は『約2倍』という事実。
まだまだ『求人』に関しては、まだ余地があるとも考えられます!
実は『有効求人倍率』が『1.0』を超えている場合は『売り手市場』と呼ばれています。
長い目で見れば、まだまだ戦うことができる雇用環境だと言えるでしょう。
■いまは転職を動くべきなのか?
もう一度先ほどのグラフのリーマンショックの部分を見てください。

(https://ten-navi.com/hacks/)画像参照
リーマンショックから『有効求人倍率』が元の水準まで復活したのは約5年かかりました。
その前のバブル期では約10年以上かかってます。
一度『有効求人倍率』が下降すると、元の水準に戻るまで約5~10年かっているんです。
『新型コロナウイルス前』の有効求人倍率は『1.62』でしたが、
その水準まで戻るのは10年かかるかもしれないのです。
その意味だと、有効求人倍率が『1.0』を超えている今のタイミングで、
転職活動を動いてみるのは理にかなっているかもしれません。
■転職活動における『新型コロナウイルス』とのうまい付き合い方は?
『新型コロナウイルス』の影響で、企業では『リモートワーク』や『残業規制』など、
今までの当たり前が少しづつ変わろうとしています!
そして雇用形態なども『正社員』を雇わずに、『個人事業主』のようなフリーランスに、
業務委託をするような仕事形式が増えていくと予想されています。
このように、『働き方』は以前に増して『多様化』する時代がきています。
その『多様化』したニーズにどう適応していくべきなのか?
■転職活動に特化したサービスを上手く活用してみましょう!
まずは『転職エージェント』に登録をしてみましょう!
『転職エージェント』であれば、『新型コロナウイルス』でも影響を受けにくい企業を紹介してくれます。
はじめての転職活動でも、スケジュール、書類の書き方、企業選び、面接対策まで
しっかりアドバイスをくれるのが魅力的です。
しかも求職者の方に、お金は一切かかりません!
『新型コロナウイルス』の転職市場に詳しいプロに話を聞くのがおすすめです。
また、実際にこの転職サービスを使って内定をしても、その企業に入社するかは別の話です。
しっかり仕事内容、待遇、社風、人、柔軟な勤務形態に納得した会社が見つかった時点で
入社を判断すればよいのです!
転職しようと迷っているのであれば、まずは以下のサービスに登録するところから始めましょう。
■おすすめ転職エージェント
【リクルートエージェント】
求人数→約100,000
対応地域→全国
対応業種→全業種対応
お勧め層→転職希望の全ての方。求人数の多さはエージェントNo.1。アプリが便利!

求人数→約90,000
対応地域→全国
対応業種→全業種対応
お勧め層→転職を希望の全ての方。初めての転職活動でも親身になってくれます!

求人数→約55,000
対応地域→首都圏・関西圏・東海圏
対応業種→全業種対応
お勧め層→若手向けの転職活動に強み。20代の方はおすすめ。

求人数→約30,000以上
対応地域→首都圏
対応業種→全職種対応
お勧め層→初めての転職の方。とにかく細かい接点を取ってくれます!

『新型コロナウイルス』で、求人数が減っていますが、
『有効求人倍率』は、まだリーマンショック時を下回っていないので、転職するなら『今』がチャンス!
まずは上記の『転職エージェント』を活用して、更なるキャリアアップを目指しましょう!