転職活動を始めることを決め、初めて「職務経歴書」を作成される方も多いと思います。
難しいと感じるかもしれませんが、世の中にはサンプルやツールがたくさんあふれていますので、
そのようなリソースを有効に活用しましょう!
超簡単な職務経歴書作成方法
誰でも使える一番おすすめのツールが、
リクルートキャリアが提供する「職務経歴書エディター」です。
リクルートエージェントやリクナビネクストに登録していなくても使うことができます。
本当に簡単です。
私も一から職務経歴書を作成する際には必ず使っています!
今適当に作ってみた職務経歴書がこちら。

体裁もとても見やすい職務経歴書が、約5分でできました!
職務経歴書を作成する際には是非使ってみましょう。
職務経歴書エディターの使い方
まずは1-1の会社名や事業内容を入れます。

1-2以下は、サンプルを活用しましょう!
職種ごとに、たくさん例文が出てきます。(下図は職務要約の例文)

あとは▲の部分などを自分なりに修正しましょう。
ご自身の経歴に合わせて例文を使い、内容を変えていくだけです。
簡単ですよね!
30分もあればある程度の形にはなると思います。
是非活用してみてください!
盛り込みたい5つの要素
職務経歴書に必要な要素は5つです。
それぞれのポイントをご紹介します。
職務要約
こちらの職務要約は、そもそも書くことを忘れる方が多いのですが、
非常に重要なパートです。
忙しい人事担当者は、書類選考の際に書類すべてに目を通すのではなく、
まずは職務要約でだいたいの経歴や強みをつかんでから詳細を見ていくためです。
5行程度で、
- どこに入社し
- どんな商材を扱い
- どのような仕事をしてきたか
を記載しましょう。その際、経歴・事実をつらつらと書くだけでなく、
強みや工夫した点も盛り込んでおくといいでしょう。
職務要約ですが、面接の際にはこれがそのまま自己紹介の骨格となると考えてください。
職務経歴
まずは在籍企業の事業内容、資本金、売上、従業員数等を記載しましょう。
複数社経験されている方は、それぞれの企業について記載します。
業務内容については、
- いつからいつまでの期間
- どの部門で
- どんなことをしてきたか
が網羅的に、かつ端的に、知らない業界の人が見てもわかる単語を使い記載していきましょう。
数字で語ることはとても重要ですので、実績や数字上アピールできることがあればもここに記載します。
また、【ポイント】という項目も非常に重要です。
転職では、即戦力として活躍することが期待されますので、
「どう考え・どう実行してきたか」
という仕事のプロセスを記載しておき、「貴社でも再現性があります」ということを
アピールする必要があります。
活かせる経験・知識・技術
こちらのポイントは、応募先企業で求められるスキルや経験を記載していくということです。
例えばあなたが現在営業職で、
応募職種が「マーケティング」であれば、マーケティングに求められているスキルをいくつか想定し、
マーケティングで求められるスキルから逆算してアピールポイントを記載してきます。
- 数字の分析力
- データを使った提案
- サイトのアクセス解析 など
営業の経験を振り返り、マーケティングに関わるようなスキルを抽出していきます。
- 顧客の売上データを分析し顧客が抱える課題を特定した
- 市場のデータをまとめ顧客に提案を行った など
営業とマーケティングの接点・共通点を考えていくことが重要です。
逆にこのような経験は、マーケティングにとってはあまりアピールになりません。
- 顧客に頻繁に足を運び信頼関係を築いた
- とにかく数を多く訪問することを意識した など
営業職に応募するのであればアピールになるかと思いますが、
マーケティングで求められているスキルとは若干異なるのがわかるかと思います。
繰り返しになりますが、
あなたの強みや経験と、希望職種が求めるスキルとの接点・共通点を記載していくようにしましょう。
資格
英語スキル、パソコンスキル、資格等を記載していきます。
パソコンスキルについては、例えばエクセルだったら何ができるのか(ピボットテーブル、vlookup関数など)まで
詳しく記載しましょう。
自己PR
活かせる経験・知識・技術欄で記載した強みの補足や、
仕事上大切にしている考え、将来どうなっていたいか等を記載していきます。
応募業界・職種・企業に対する意欲を記載していくのもおすすめです。
自己PRで悩まれる方が多いのですが、
実はそこまで重要視されるパートではありません。
職務経歴パート、活かせる経験・知識・技術パートの方が何倍も重要ですので、
そちらに力を入れましょう。
作成が終わったら・・・
キャリアアドバイザーや転職経験者に添削をしてもらいましょう。
職務経歴書エディターは、リクルートエージェントに登録していなくても使えますが、登録していると途中保存、再開ができますのでご登録いただいて使うのも便利です。
私も添削サービスを行っているので是非お声がけください!
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